おもにBLD

スピードキューブ、特に Blindfolded (BLD) の記事を書きます。

Road to MBLD 20P はじめに

こんばんは、酢酸です。

先日2020年の目標としてMBLD 20Pを掲げました。しかし、単に目標を掲げただけだと達成できるかとても怪しいと思ったので、日々やったこと・考えたことの記録を残すことにしました。

また、間接的には、昨日の与野スピードカードチャレンジ大会で濵田祐一さんが「以前MBLDを意識的に100日連続で練習していたことがあった」ということをおっしゃっていたのが、この企画を考えるきっかけとなりました(本シリーズのやり方は私のオリジナルのものです)。

本記事シリーズの目的

  • 目標と取り組みを公開することで、自身へ良いプレッシャーをかけること
  • やったことや考えたことを明文化することで、同様の目標を掲げている人たち(未来の人含む)にとって再現可能な参考情報を提供すること
  • PDCAを的確に回せば目標は達成できるということを証明すること

本記事シリーズのゴール

  • 2020年の公式大会で、MBLDで20P以上のスコアを取ること
    • 2020年が終わったらタイムアップで終了

掲げたゴールについての評価

ゴールを掲げるに当たって、それが「SMARTな目標」になっているかが大切です。SMARTとは、目標を明確に実現するために必要な5つの要素の頭文字を取った略語です。

  • Specific → 公式大会のMBLDで20P以上取るということは具体的
  • Measurable → 練習や大会でのポイント数や試技時間は数値として現れる
  • Achievable → かなり危ない (後述)
  • Related → メイン種目のひとつなのでOK。時間をかける価値がある
  • Time-bound → 2020年内

Achievableについては、背伸びところかジャンプしている目標です。現状は公式で9P=10/11、練習でこれを大幅に上回るスコアは出したことがありません。ただ、年単位でMBLDに力を入れたことはないので、それを加味すると決して達成不能ではないと思っています。

とはいえ、危ないことには変わりがないので、3ヶ月や半年やってみて達成できないと悟ってしまった場合には目標を下方修正して現実路線で進むことにします。

KPI

KPIとは、目標を達成するために関係している要素のことです。挑戦の結果や1日で使った場所の数など、関係する事柄を下記のスプレッドシートに記録します。

Road-to-MBLD-20P-2017SAKA04 - Google スプレッドシート

3つの「ない」

この取り組みについて、以下の3つの「ない」スタンスを掲げます。

  • 見栄を張らない
  • 無理をしない
  • 奇跡に頼らない

見栄を張らない

「目的」にも書いた通り、本記事シリーズは再現性のある内容にしたいです。見栄を張って嘘を書いてしまうとその内容は再現できない架空のものとなってしまいます。

本記事シリーズでは見栄を張りません。すなわち、気分が乗らなかった、すぐに寝てしまった、飲み会から帰ってきて酔ってるし時間もない、などの実情を隠さず書くようにします。

無理をしない

本シリーズは最大1年にわたる取り組みなので、無理をしても続きません。また、無理をして実現したものに再現性があるかと言うと微妙です。「無理」とは睡眠時間を削ることや、練習量を稼ぐために嫌々練習をする、などのことを意図しています。

ただし、無理を無理にしないための工夫があればそれは取り入れていきます。例えば、上の節で書いた「KPI」は計画を立てるためのツールというだけでなく、私にとっては楽しく練習するための工夫の1つです。私はデータを分析するのが好きです。MBLDの試技をすることは分析のための材料が増えることを意味します。だから、嫌々ではなく前向きな気持ちで日々のMBLDの試技に向かうことができると考えています。

※ここは見栄っぽい気がするので、辛かったら後で加筆します。

このようにKPIを見たり計画を立てたりすることが万人にとって楽しいものであるとは思っていません。みなさんが取り組む場合は自分なりに楽しく取り組めるような工夫を探してみてください。

奇跡に頼らない

練習しなくて上達するのは奇跡です。練習で20Pできた割合が10%なのに、本番でそれが実現できたとしたら奇跡です。

奇跡に頼ってもほとんどはうまくいきませんし、うまくいったとしてもそれは再現性がなくて目的に沿いません。

実際の取り組み方

毎日はてなブログ上で記事を書きます。投稿はおそらく夜です。投稿時間については、後から見た時にわかりやすくするために、投稿を24:00以降に行う場合でも投稿時間を23:59とする可能性があります。

取り組んでいくにあたり面倒な部分があった場合には、それが本質的に必要なことでない場合はやり方を変えていきます。形式に固執して日々の記録が面倒になって辞めてしまうのは本末転倒です。